2007年08月11日

どうでしょう騒動〜しかし、この報道ぶりはどうでしょう〜

「持ち出し禁止、鳥取砂丘の砂失敬…北海道TVがおわび」

9日の読売新聞に出てきた、藩士の中ではてんやわんやしてしまうニュースで・・・。
私も大変お気に入りの、人気のローカル番組「水曜どうでしょう」の「原付西日本制覇」で鳥取砂丘に立ち寄った際、砂丘近くのレストハウスで飛んできた砂を持ち帰る行為が自然公園法14条3項1号に違反してしまう行為らしく、ずっと放送されていたものの、最近、地元鳥取で放送された際、7年越しに違法行為では、と指摘されたようで。
砂丘近くのレストハウス周辺に飛び散った砂とのことだけど現場のレストハウスが山陰海岸国立公園の第2種特別地域内にあたるようで、そするとやはりだめなのでしょうね。
ちなみに自然公園法は27条により、現状復帰を求めることができ、(時効はない。)この命令に違反すれば行政刑罰として罰金や懲役もある(69条)。まあ、刑訴法上の公訴時効は過ぎているのでここまで至ることはないと思うが。

HTBが局のHPで謝罪がなされ、方々で報じられてから、この件でHTBに電話で聞いたところ、「西日本制覇は今後の放送予定はない」そうで。そして、OFFICE CUEでは「社長室」(鈴井貴之氏のブログ)において鈴井・大泉洋両氏の連名で謝罪。番組の公式HPでもディレクターお二人から謝罪のコメントが掲載。この企画については「お蔵入り」との見解が示された。

このままお蔵入りは寂しいもので、本音としては何とか、ほとぼりが冷めたら再編集して放送、DVD化できるようにしてもらいたいのだが・・・。それこそ、「鳥取砂丘謝罪の旅」とでも企画を一つ作って謝罪と砂丘のPRでもするのも手かとも思ったが。それも難しそうで。

法に反することだから許されるものではないだろうが、とりあえずHTBは素速く謝罪もしたし、また、ディレクター陣からは誠心誠意ある謝罪を示している。あとは、方々に対応中のようなので大事を防ぐ対応はできているのではないかと思う。今回の件については真摯に反省し、再発防止と鳥取砂丘の現状復帰またはそれ相応の処置をしていただきたいものである。

しかし、鳥取ではリターンズも放送されただろうに、7年越しで指摘されるとは・・・。それだけ有名になったことによる反応なのかな。しかも視聴者からの指摘だそうだ。山陰藩士ではなく通りすがりで見た人あたりからだろうか? それにしても大げさなクレームの付け方じゃないかなとも思うのだが。
また、砂丘の砂は取ってはいけないというのは常識から分かることとはいえ、レストハウスの駐車場に飛んできた砂もだめという点は周知徹底されておらず、地元の人でもこれもだめなのかと思うような事例だったようで。そういった点では情状酌量の余地もありそうだが。

それにしても、これは読売新聞からリンク引っ張っているけど今回の報道に関してはフジサンケイグループがずいぶんご熱心むかっ(怒り)な様で。
一番最初にマスコミで報じたのは地元の北海道新聞だが、全国紙では産経が一番に報じてる、スポーツ紙はまあ各紙やっているが、夕刊紙では夕刊フジが、テレビのニュースでは唯一フジテレビスーパーニュースの全国枠で報じたらしい(余談だが、西山アナの代打がちょうど山陰中央テレビのアナウンサーだそうで・・・)。さらに言えば、その北海道のフジ系列局UHB(北海道文化放送)は道新と一番つながりが深い局だったりする。
夕刊フジに至っては「大泉洋、あの出世番組で7年前の違法行為バレた」と違法行為と知ってて隠していて、ばれたかのようなタイトルの書き方。ずっと放送していて誰も気づかなかっただけなのに。
スパニューでの報じ方もわざわざ全国枠トップで伝えるなど鬼の首を取ったようだったと聞く。何か、わざわざ大事にして「どうでしょう」をつぶしたいかのような悪意を感じますね。特に、フジテレビは大阪の系列局が放送倫理に著しく反するような行為でたたかれたこともあってか、「ほら、この人気番組も倫理に反した。」と、ひがんでいるのか八つ当たりにしか思えない。第一、「あるある」は比べものにならない大チョンボだろうが・・・。

一部の報道に悪意があるようでそのせいか大きく沸いてしまったが、どうでしょうにとって大事にならないように祈りたい。
  
 
 
《追記 8月23日》
あれからこの件で環境省から文書により厳重注意が出たそうです。

内容としては「特別保護地区内の砂丘に番組名を大書した行為です。これは広告物の表示に当たり、事前に環境大臣の許可を受けなければならないとした規定に違反した・・・」(HTBホームページ「水曜どうでしょうに関するお詫び」より一部抜粋)とのこと。これが自然公園法14条3項に抵触したそうです。
ちなみに、レストハウスの砂を取った行為は注意の対象になっていないようです(不適切な演出ではあるとしていますが)。

懲役や罰金まである規定とは言え、厳重注意くらいで済むと思ってはいたのでとりあえず、ほっとできたところです。まあ、お詫びで視聴者、関係者、出演者、そして番組のファンにお詫びしたことだし、今後もどうでしょうの放送、製作にあたるとのことですから一つ区切りはつきましたね。

でも、「原付西日本」がお蔵入りになったのは仕方ないとはいえ、残念である。該当シーンを削除することで何とかならないものかな。ここまでになってしまったのも、わざわざ大事にするようなクレームの付け方とどこかのメディアグループの大事にする報道のせいというのも一つあるのだし・・・。
posted by Naru2 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(2) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 鈴井貴之 鈴井貴之がチームナックスの誰かを強制連行して地元北海道の映画のロ...
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Tracked: 2007-08-14 14:33

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Excerpt: 人気番組、鳥取砂丘で砂採取・・・7年後おわび   〔毎日新聞〕  何とも皮肉なも
Weblog: 待て、しかして希望せよ!
Tracked: 2007-08-24 11:48
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