2006年10月07日

合格者の弁

先日、我が校の新司法試験合格者を迎えての簡単な講演会を聞いた。

結果としてはぱっとしなかった我が校ではあるけど、やはり合格者の方は色々と意識が違うと思った。

聞いてみて思ったことだが、何か特別な事をしているというわけでなく、やはり、小さいことからこつこつと地道にやるのが大事だということと、講義は全力で受けろ、そのために予習は欠かさない。アウトプットのために良い演習書や法学教室の演習問題を読むetc。当たり前だが地道なことが重要だと思った。

そして、意識の持ち方にも重要なこともあった。講義や日々の勉強では「何のためにやっているのか。そして、試験会場でとりあえずすらすらとペンが動くのを思い浮かべてこなせ。」という。淡々と予習復習に追われているだけで目の前のことで手一杯ではあるがその先を考えることでモチベーションが上がるというものなのだろう。当たり前かも知れないけど結構納得した。
(余談だが、この講演会のコーディネートをした或る教授も「皆さんが予習復習に追われすぎて、少しは自分のことを出来るように負担を軽くしたいのだが、教員の前では良いづらい。」と本音を漏らしていたりもした。「だから、効率よくやって欲しい。」とも仰っていたが。)


そういわれてみると、とあるラジオ番組で、オリンピックで金メダルを取る人は銀や銅の人と違うものがあるという話があった。「勝つことを考えるのは皆同じだ。金メダルの人は勝って、その後のことを考えているのだ。」と。とある金メダリストは「金メダルで表彰台に上がって、インタビュー受けて、その後コーチに挨拶して・・・。」とか、練習中に足をくじいてしまった選手は「良し。これで金取れる。」と確信したという。「足くじいて、痛み止めとかで何とか決勝まで行って、金取ったら表彰台に上がった後に降りてからそこで薬が切れてガクッと来る。」と想像したそうだ。その選手は実際に金取って降りたらガクッと来たという。

この世界だとさっきの「会場ですらすらペンが動く」とか「今やっていることは実務でこういう風に使って活躍・・・。」とか、「受かったら、誰に挨拶してこういう事言われて・・・。」とかそう考えることが夢の実現に向かうのだろう。

この話を聞いて少しは意識が変わって、やる気が出たかなと思った。課題が多くなり忙しくなったけどモチベーション上げて、効率よく済ませるよう頑張ろうと思った。

2006年09月29日

和光市の悲劇・・・

※「和光市」・・・同業の皆様ならピンと来るかと思うが「司法研修所」の所在地のこと。

さて、「落第」。ロースクールでは恐るべき言葉であり、この憂き目に遭う人もいるかも知れない(なお、筆者は(たいした成績ではないが)そういうことはないと、自分の名誉のために言っておく(爆))。しかし、これは決して受かったら遭うことのない話ではない。

つい最近、新司法試験の合格者の発表があったと思ったら司法修習の卒業試験(通称2回試験)の結果も出て落第者数について報道(読売新聞より)されている。

記事によれば、2回試験を受験した修習生1493人のうち107人が、「不合格」または「合格留保」となり、法曹資格の取得が見送られた、とのこと。落第した人数、割合(7.2%)とも、過去10年で最多で、落第者100人を超えたのは初めて、とも。

去年の同時期にも似たような記事を書いている。
この時は31人が落第、このうち不合格は1人だった。今年は10人が不合格となっている。今年はかなり増加した。

まだ、現制度下での修習なのだが合格者が増えたことで質が落ちたと言えそうな結果である。試験合格のためのテクニック主義がこの結果を呼んだとも言えるのだろうか。

そんななか、来年からは新試験に受かった約1000人が1年間の修習(現制度は1年半)を受ける新制度が始まる。

そもそも人によっては人数が増えることで質が落ちるという指摘は以前からあった。さらには法科大学院卒より少なくなった現行枠の方が質が高い、とか、言う人もいる。

新試験合格者発表後の新聞記事を見たが、とある法律事務所では「エクスターンシップで来た院生の方が1年目の弁護士の方が使える」なんてお褒めの言葉もあった。やはり、膨大な予習、復習をこなすことで事務処理能力も上げ、さらに現制度の前期修習のように書類の書式や起案についてを学ぶことで現行合格者にはない素養がロースクール生の方があり、これからの修習生は質は上がるのではないかと私は考える。

去年も言っているかも知れないが、今の生活や試験に疲れるようなことなくその先を見つめ、やっていこうではないかと思う。そして、質が下がったなんて言われないようにレベルを上げていかないと。

2006年09月26日

新学期始まる

いよいよ、今週から新学期が始まりました。

前回の記事にも有るとおり、かなり芳しくない新司法試験の結果が出たもののいつもの活気が戻ってきてとりあえずホッとする。一方でやる気になるものです。

新学期一発目がゼミ形式の授業だった。結果は深刻とはいえ、とりあえずどんな勉強したらいいのかと言う話や、時事法律問題(危険運転致死傷の問題とか)を授業するなど初回のウォーミングアップにちょうど良い授業でした。

でも、この授業「実務系」の授業なんだけどね。でも、判例研究とかやるという授業となっている。他のクラスではいきなり「起訴状」1本書いて提出という課題が出ているのだが・・・。

2006年09月22日

新司法試験合格者数発表・・・に寄せる雑感

平成18年度の新司法試験の合格者が昨日発表になった(→ニュースソース(asahi.com)ちなみに、詳細なデータは法務省へ)。

今年度は第1期の既修者の方々が対象となる。合格者数1009人。合格率48.3%ととなる。各学校ごとのキャパもあるが発表された中で合格者数の上位3校は以下の通り。( )内は合格率(自己計算)。

1 中央大・・・131人(54.8%)
2 東大 ・・・120人(70.5%)
3 慶應大・・・104人(63.4%)

とは言え、前述の通りで学校ごとのキャパによって受験者数もばらつきがある。そこで合格率(自己計算)の順位を出してみる。ちなみに受験者数が10人未満の所は除いた順位です。

1 一橋大・・・83%(44人/53人)
2 愛知大・・・72.2%(13人/18人)
3 東大 ・・・70.5%(120人/170人)

対象外にしたのだが、島根大が1人中1人100%)というのがある。(これはこれですごい。)

=============================

え、さて〜、ここで思うこと。確かに1000人程度合格者を出したようだ。合格率も48%となった。そもそも法科大学院の構想段階では70〜80%と言われた合格率であったが現実にはこれがせいぜいだろうか。この位が来年以降も続くと良いのだがとつくづく思う。

そして、私の所だが(ただし、ここで所属校を明らかにしていないので受験者数や合格者数は出さずにお話しします)、少人数でやっているところなので受験者数はそれほど多くはない(20〜30人程度)。しかし、合格者数を見てかなり驚愕したがく〜(落胆した顔)。校内合格率にしても48%なんて遙か上である。

そりゃ、先生が前期でかなり深刻そうに「気を引き締めなければなりません。」なんて話をする位である。芳しくない結果だとは思っていたがせいぜい20〜30%は受かっているかと思っていたが、まさかあんなに低いバッド(下向き矢印)とは・・・。記事のために合格率を計算していたが、自分の所を出した後は計算していてむなしくなってしまうもうやだ〜(悲しい顔)くらいだ。

周りの友人らは、やはり顔が暗かったがく〜(落胆した顔)。いくらの所があっても、合格率がもっと低いところが有るとは言えどもこれほど深刻なことになろうとは・・・。

まあ、どういう結果であれ、これを機に奮起して、自分がレベルを上げて合格すればいいと前向きに考えるべきではある。

しかし、今後どうなることか。授業の方針、カリキュラムなど。かなり見直しが出るのだろう。既に来年からカリキュラムが変わるらしいが。
あとは先生方は気を引き締めていくのだろう。ただ、この結果にかなり深刻な顔していた先生は正直言って、申し訳ないが授業の仕方があまり上手くない。こういう人がただ、評価をきつくするとか再試をばんばん出すとかされても甚だ迷惑な話である。下手な先生は今一度自身の教え方、授業進行を見直すべきであろう。全体的には指導方法や授業方法を見直し、適切な課題を出し、適切なポイントを指導する。とにかく理解のしやすい授業を期待したい。
我々はその授業から知識を吸収できるよう予復習は欠かさずやるべきであろう。基本に立ち返ることが肝要なのかなと。あとは択一の対策はすべきなのだろうかな

2006年07月29日

試験が終わりまして

 期末試験

終了〜。


今週は長〜く感じた1週間であり、特に長い(正味)3日間であった。

まあ、もう振り返りたくないですね(爆)。特に最後の民事訴訟法はもう、時間ぎりぎりだし、色んな意見を集約するとだいぶ論点を落としたような・・・。

ただ、全員これにはやられたようで、ダメだ〜こりゃもうやだ〜(悲しい顔)。」の大合唱ではあった。

こういうときは私も大滑りしてるんだよなあ。う〜む。

もう、人によっては前向きに考えて、再試対策をするという後ろ向き発言も。

でもまあ、夏休みではある。リフレッシュしよう。そして、ほとぼり冷めたら復習しないと。


では、最後に我が校で一番名の通る某教授の今期最後の授業での格言。


夏休み、まあ、遊ぶな


かつ


遊べ(exclamation&question



2年生ですからまだ多少の余裕はあるし。

3年生の方は天王山ですね。頑張って夏をお過ごし下さい。

2006年07月21日

試験が近づいておりまして

法科大学院生がしゃかりきあせあせ(飛び散る汗)になる、または、頭を悩ませるちっ(怒った顔)時期。そう、それは

期末試験


まあ、学生ですからね。当然通らざるを得ない道ですしね。
・・・そもそも我々の目標は新司法試験に通り、法曹になることだし。ひいひい言っている場合じゃないでしょうけど・・・。

来週から試験なんですが、何とも言えないですねえ。
試験は6科目、7日間期間があるが、3日(厳密には中1日休みありで4日)で終わる。

1日目:@行政救済法 A会社法(演習)
2日目:中休み
3日目:@倒産法 A刑事訴訟法
4日目:@家族法 A民事訴訟法

                   以上

1日2科目。追い込みがかけづらいし、必修と選択必修が綺麗に1セット。友人なんて4日目を見て「これ、家族法より民事訴訟法に力を入れろとでも言っているようですね。」と冷静に皮肉を込めてつぶやく。まあ、1日目が3科目になっている友人もいるし、あとは、早く終わるだけましと考えよう。

中間が芳しくなかった科目もあるので何とか出来るだけのことはしないとならんかと


そういえば、最近書いてないうちにseesaaさんは色々と新機能やら機能強化しているそうで。↓下の記事内広告もその新機能なんだそうだ。

2006年07月07日

ロースクールDE七夕

普段は味気ないロースクールの自習室。

しかし、七夕と言うことで

060707sasakazari.JPG

笹飾りが置いてあった。有志で飾りを作り、皆で短冊に願いを書き、付けてみたりする。まあ、リアルな物が多かった。当然だが、「司法試験合格」や「期末試験成功」、「〜〜法の単位を取れますように。」とか。
変わったところでは「グラマーになりますように。」とか、「彼女出来ますように」とか、「〜〜のビデオダビングさせて」(これじゃ掲示板・・・)とかあとは、写真の「の短冊」だろうか。

060707youkan.JPG060707mizumanjuu.JPG

そして、お昼には料理が得意なクラスメート(♂)が和菓子を作ってきて、披露。昼食にしてた皆でいただく。ようかんに、水まんじゅう。いずれも美味でした。また、作って欲しいと全員好評であった。

学校で季節を感じるちょっとした出来事でした。

追伸。しかし、時機に後れた時期に遅れた投稿になってしまった。

2006年06月24日

山口母子殺人事件に見る。一般人の量刑感覚とは

 もうご存じと思いますが。山口の母子殺人事件で最高裁は無期懲役の原審を破棄し、広島高裁に差し戻す判決を出した。(判決文はこちら。)

検察は刑事訴訟法405条1号の憲法違反で上告したが最高裁は405条に当たらないと判断し、刑訴411条2号の刑の量定が著しく不当であることにより原審を破棄した。

最高裁は被告人少年が犯行当時18歳と30日であること、家庭環境が不遇、内面が未熟など更生可能性がないとはしつつも強姦目的で被害者宅に入り、姦淫のため殺害し、姦淫を遂げた後傍らで泣き叫ぶ長女を殺し、窃盗をも犯している事実をとらえ、昭和56年の永山事件での死刑判断犯行の罪質、動機、態様、結果の重大性、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状(なお、永山事件では殺害人数も判断の要素に入れている。)を総合する)を使用した。
本事件では計画的に強姦を行おうと考え、殺害を反抗抑圧、発覚阻止の手段としたとして死刑回避の理由とするような突発的行為でないとし、また、計画的に強姦しようとし、そのために被害者を殺害し、さらには発覚阻止のため長女を殺すなど2人の尊い命を奪い、さらに犯行後の情状も良くなく、(盗んだ財布から地域振興券を見せびらかしたり、被害者の夫への手紙にも反省を示す記述が無く、後に書いたものは訴訟対策として書いたようで不自然と考えられるとも)反省がない点がある。そして被害者の感情は峻烈であり、社会的に大きな影響を与えたことなどから無期懲役とした第1審、原審の無期懲役は著しく不当として、死刑相当とし、広島高裁に破棄差戻し、死刑を回避できるような酌量すべき事情があるか審理を尽くせ、とした。


ちなみに、最高裁は主として法律審のみ担当し、高裁までで事実審は済ますものであるが、刑訴法411条や413条で破棄判決や自判をすることを定めている。この時は職権で事実について判断もするわけである。

===========================
 たしかに、これだけの冷酷非道で残虐な犯行を起こしているのに無期懲役で、更生可能性があるというのは腑に落ちないと思った。その点では最高裁の判断は被害者感情に大いに配慮し、世間一般の感覚に近い判断だったのかも知れない。
 また、一般の感覚と離れている点としては被害者の夫本村洋さんもコメントしているが「破棄自判」にして欲しかったとの意見もある。
しかし、死刑とは「究極のしゅん厳な刑」であるともしているとおりで、間違いは許されないだけに慎重な判断がいる。そのため、いきなり自判にすることはない(今までもそうである)。(個人的には被告人側の証拠でこれ以上有利な証拠は出ないだろうとは思うものの)最高裁としては念には念を入れて高裁は審理を尽くせと言うことであろう。いくら一般の感覚に近づけようとするとは言え、高裁に審理を尽くさせるのは妥当であろう。

 とはいえ、ここまで出るのに7年かかっているし、破棄差戻しであるのでまだ高裁で結論が出るのに半年はかかる。裁判員制度の導入も近くにあり、迅速な裁判という点ではどうかとも思う。(とはいえ、高裁差戻審は手続きの都合上半年は仕方ないのだが・・・。)この後、高裁で死刑判決→上告→棄却(被告人に有利な証拠が出なければ)で結審するだろうと元検事の先生は仰る。しかし、今後このような重大事件でも速く結論が出るようになれば被害者の気持ちも少しは晴れる(もちろん、一生心の傷は残るという辛さはあり、癒されることはないと思うが)と良いのですが・・・。

2006年06月17日

長い中間試験週間

 1週間のご無沙汰でした(笑)。今週は長い1週間でした。なんと言っても怒濤の中間試験3科目でありました。そんなこんなの中間試験を感想付きで振り返ることに。

1.会社法
 「利益相反取引」やら「株主総会の成立」などの問題。だいぶ新司法試験を意識した問題型式であった。あれが招集通知抜きの全員出席株主総会か。と気づき、嘆く人多数。しかも厚く書く論点のようで。私も株主総会については触れたが薄く書いた程度なのが痛いむかっ(怒り)
 終了後の自習室はW杯日本対オーストラリアの終了後のような空気バッド(下向き矢印)(爆)。

2.民事訴訟法
 つかみ所の無いような事例問題。基本を突いているが難しい。というか60分では時間が足りん。
 論点は口頭弁論や擬制自白とその撤回が可能か。と言ったところか。こちらも当然新司法試験のような出題形式。「裁判所はどのようにすべきか」とか「〜となると裁判はどのような展開になりうるか」というような感じで問う。「時間が足りない。書きたいことが書けない。」と言う状態に陥る。

3.刑事訴訟法
 先生は休みであった。事例、新司法試験のような(以下略)。
のっけは警職法(警察官職務執行法)の問題で、他に現行犯逮捕の適否、身柄送検から勾留請求への流れと適否など。
 しかし、本当に捜査好き(?)である。さすがは元特捜部検事。(それとも証拠や訴因変更あたりは期末に出題か?)書けたかというと最後の方はどうも・・・?

反省として
 アウトプットが弱い。知識が整理されてないのだろうか。なにか考えなければなと思う。

 それにしても疲れた眠い(睡眠)


↑「新司法試験でまとめてみました。

2006年06月10日

裁判官と話してみよう

最近「週刊」ブログになっていますが、今週は2回書こうとしたのと、本業関連が少ないので本業に関わる話を。

先日、裁判官懇談会なるものに参加しました。教授陣で元判事は確かにいるのですが(そう言えば後期は現役の判事の人が1科目指導に来るんだっけな)、現役の方と話すことはそうそう無いだけに貴重な機会でした。

お二人来たのですが感じは「ごく普通のおじさん」という雰囲気の方でした。一般に抱かれる「硬く、重厚」なイメージではなく、話しやすかったです。しかし、肩書きは元司法修習所教官某地裁の所長とそうそうたるものです。
アドバイザーとして二人の教授が一緒に会に参加してましたが、お二人の裁判官がどちらの先生にも思わず「○○部長は・・・」と言っているところが現場にいた感じを醸し出していました。

話で印象に残ったものとしては

なぜ裁判官になろうとしたのか。そのきっかけは?

 →きっかけは実務修習で経験してみて。判例というものがあるものの、自 分の考えを曲げることなく仕事が出来ることや良い意味で自分のペースで 仕事が出来ることが魅力だった。
 ちなみに、修習まではどれになろうとか考えはばくぜんとしか無かった。


裁判官やっていて印象に残っている判決は?
 →・刑事裁判で「被告無罪」という判決を出したところ、検察が控訴する こともなく結審し、無罪が確定したとき。
  ・判例百選にも載った、とある事件を担当したこと(ちなみに地裁の裁 判例です)。


人気のある赴任地ってどこ?

 →話を聞くと札幌や那覇はみんな満足して帰ってくる。そのせいか人気は 高い。ただ、北海道だと函館や旭川と言うこともあるけど、まあそこはそ こでよい。あとは注目の事件も多いからか東京かな。

他に、ロースクールへの期待や修習ではとにかく「要件事実」を身につけさせるので在学中に多少は身につけて欲しいとか。

さらには2次会としてビールを交えて話は盛り上がる。受験生の頃の思い出、学習法など。別の場所ではアドバイザーとして付いていた教授が趣味の話に花を咲かせていたり。裁判官の方からは面白いことに、「こんな事言っちゃいけないけど、多少はさぼって勉強以外のことを色々経験しておけ。」なんて言われてみたり。もちろん、やるときはきっちりこなしてのことだが。

弁護士志望でロースクールのステメンを書き、面接で「この分野はあまりお金にならないけど良いのか?」と教授につっこまれ、入学した私だが、このお話を聞いて裁判官というのも地味なようで(どの分野でも当然の話だが)やりがいが有る仕事なのだと感じました。実務へのモチベーションが上がる良い機会でした。

2006年05月20日

新司法試験始まる

 19日から日曜を飛ばして23日までの日程で第1回の新司法試験が始まった。(→ニュースソース

 卒業された1期既修の方、約2100人が受験。900人〜1100人程度合格と言うことで合格率は5割ほどとなるようだ。(受験中の今、読んでる人はほとんどいないと思われるが)受験生の皆様頑張ってください。

 私の「恩人」とも言える先輩で丁度受けていらっしゃる方もいます。(→ぜひ吉報が届くようお祈りしております。)こういう方から話を聞くことも重要だし、初の新試験ですから試験問題を読み、できるだけ解いてみるなど2年後の試験に向けてやることも着実に増え、試験は近づいてるのだなあと感じるといったところでしょうか。

 そして、試験の話を書いているうちに勉強している人はしているということも感じる。先日友人と話したことが自習室の隣人が「自分より朝早くいて、夜遅く帰る。やはり出来る人はやっているんだね・・・。」なんて話でした。自分も朝早くは行けないが夜まで終わってから倒れない程度に、それなりにはやっているのだが・・・。やはり、まだまだ力不足なのを痛感することもある。何が違うのだろう。集中の仕方か、勉強方法か。
 まあ、自分はまず、憲、民、刑、会社法のあやふやなところでもつぶしてみるかと、一応真剣にこれからを考えた1日でした。

すみませんね。あまりオチも盛り上がりもないとりとめのない話で。

2006年05月03日

GWになり・・・会社法の話

5月になりました。世間ではゴールデンウィークらしいようで。
私の大学院は29日以外は暦通りの休みなので連休の谷間も学校でした。

朝や夜の電車電車内も会社員よりもカバンどこかへ行く人、プレゼント帰る人が目立ってました。学部の頃は谷間の日も休みにして長期連休だったのだが・・・。あのころが懐かしい(笑)。

5月1日からいよいよ「会社法」が施行されました。現代の社会・経済の情勢に合わせた改正であると言われ、資本金1円で会社設立が可能とか、有限会社が無くなり、株式会社の形態も様々なものになるとか、合同会社(日本版LLC)の誕生M&Aがしやすくなるとか・・・。
色々言われているのですが、ただ正直言うと最近会社法がよう分からん。という気分です。
一応、などで新制度の概要はざっくりとは見た。しかし、講義で条文解釈、学説、判例を調べる・・・講義を受けた方がなぜか分からなくなる。(多少教えるのが上手くないなんて話しもある先生だから・・・。というのも一つの理由かと思うのですが。)

よく、「木を見て森を見ず」という言葉があるが、私の場合は「(森は見たけど)木を見て森で迷った」感じでしょうか。
で、さらに「演習」なんて科目も始まっているので課題が山積み。このGWにも2本課題が・・・。(あとは行政救済法も1本ある。)会社法見るのが重い・・・。

で、また、気分を変えて「」を(少しは専門的に)見たいと思い、

神田先生の会社法入門の新書を買ってみました。
会社法の立法に関わっていただけに立法の経緯や目的、その裏話、専門的な話を盛り込みつつ内容の概説が載っており、基本書読むのとは違いまた面白い。(なお余談だが当方の基本書は弥永先生のだったりする。)また、社会の事象(例えば、ライブドアのニッポン放送買収の話とか。)に合わせたもあり、興味深く読めそうです。

さて、GW。休みつつレポートも進めよう。では、さっそく眠い(睡眠)朝寝坊しよう(爆)。

2006年04月29日

ホリエモン、保釈ですねぇ

 もう、ご存じかと存じますが、ホリエモンが保釈されました

 今回のホリエモンの保釈は「公判前整理手続審理のスピードアップのため、公判開廷前に裁判官の前で検察、弁護士が互いの主張を述べたり、証拠の認否をし、争点を整理し、公判の見通しを決めるもの)」の採用によるもの。検察、被告人の両者の証拠を公判前に提示し、これにより公判における両者の争点が早く分かり、また、証拠は提示したので証拠隠滅の可能性も少なくなったためか異例の速さでの保釈になったようだ。

 そして、ちょうど、ホリエモン保釈の日、午前中の刑事訴訟法の授業でホリエモン保釈の話が出た。(ついでに勾留と保釈の手続きについても解説があったが。)
ちょいと名のある元検事の先生なのだが、「今回の保釈を認める判断はぺーぺーの判事1人の判断だし、検察の準抗告の判断は3人の合議でもあるし、通例は準抗告は認められ保釈は取消になるだろう。」と予想していたところ結果は大ハズレに。
 公判前整理手続が経済事件に使われたのは初めてという事もあり、この手続きについて考慮に入ってなかったためかこのような結果になったようだ。

 ちなみに、裁判員制度導入を睨んで出来たこの制度だが、だいたい、公判が始まってから1週間くらいで判決が出せるそうだ。(ただし、連続で集中して審理を行うため、集団で動く検察に比べ、(被告側)弁護士にとってはかなりの負担となり大変という弱点もある。)

 来週の連休の谷間の授業ではこの公判前整理手続についての解説が有るんだろうな。


(※5月13日修正加筆)

2006年04月18日

先生、ご立腹で・・・

 日付け変わって今日提出のレポートが終わり、やっとブログを書く気分に・・・。

 さて、前期が始まり、この間の記事でも紹介した「演習」の授業が始まった。しかし、その始まりは大変なものだった・・・。

 先生が入室、授業が始まったとたん、一言。「皆さんの課題見て大変怒りたくなってしまいました・・・。」と。怒りを抑えてはいるようだが明らかに立腹の様子ちっ(怒った顔)

 実は春休みに事前課題が出ていたのだが、この問題とほぼまんまの問題がある参考書に出ていたのだ。(何法かは言わないが、多分この法では使っている人も多い参考書である。ただし、いわゆる予備校本ではない。)

 それを丸写しにしている人が多く、表現が似ているとかそんなところから感づき採点しながら腹が立って仕方なかったというのだ。
 このことを愚痴ったあと「この本はあまり使えない。説が違う。」等その本の愚痴もこぼす。(なお、先生の名誉のために言うと後日、この本は使えないわけではないが間違いが多いから注意しろよという感じで弁解した。ちなみに知り合いから聞いたところでは、この本に対してはこう思っているローの先生は意外といるようだ。)

 「こんな事していたら身に付きませんよ。」と言ってみたり、懇々と説教でした。このせいか、明らかに質問を出して指すときの態度や受け答えはいつもよりきつかったし。普通にやっても緊張感のあるこの授業が初回だけは異常な緊張感に包まれ、どっと疲れが出たバッド(下向き矢印)(またまた、ちなみにこの授業普段は緊張感の中にも少人数クラスでやるため和気藹々とした和やかな雰囲気も流れ、良い感じの授業である。念のため。)

 こんな事言うことではないが(ましてやロースクールですから)、皆さんも参考書使うときは参考程度にしましょう。丸写しすると、当たり前ではあるが、やはりいい顔はしませんから。(当たり前か。)

2006年04月11日

2年生始まる

10日月曜から2年目が始まった。1年次は午後スタートの日もあったが今期は全部午前スタートに。しかも1限スタートも初登場。

2限なら10時頃につけば良かったものの1限のスタートは8:30

郊外に住む私だと7時には電車電車に乗車。晴れ朝起きるのは6時台前半。こんな時間に起きるのは数年ぶりだ。
とはいえ、当校の有名教授の授業だけに楽しみではあったが。やはり、つらい。

月曜は1,2限の2コマなのだが、お昼過ぎはもう眠い眠い(睡眠)。翌日の予習中に昼寝してしまうくらい・・・。

さて、明日も早いから寝ます。ただ、明日は4コマだ。

2006年04月05日

どれ履修しようかな

 新年度のガイダンスも終え、時間割とシラバスを見ながら新年度の履修科目を検討しているが、1年のときと違って、展開先端科目が加わり、バリエーションが増えて何取ろうか迷うものである。

 とりあえず、再履修はないのでその心配がない。(結構再履を考慮すると上手くとれないことが多いようなので。)あとは取りたいものと例えば、この日は翌日に「演習」があるから予習時間を取りたい、とか1日中になりそうだな等時間割の具合を見る感じである。

また、取りたいものも多いから悩む。今学年で取るものとして、

 必修のもので、民訴、刑訴、行政救済法、商法演習、民法演習、刑事法演習、公法総合演習、訴訟実務基礎(民事、刑事の2科目)
(補足:「演習」とは少人数のゼミ形式で課題検討を行う科目。「総合演習」は科目を横断的にまたいだ内容(公法は憲法と行政法各種)の演習)
これだけで履修上限の半分は超える。

 で、これに展開先端科目家族法、家事紛争と法、高齢化社会問題、知財法(特許法、著作権法)、労働法、倒産法
これらを考えているが全部取ろうとするとやはり、履修上限をオーバーする。どう取捨選択しようか悩ましいものである。

 それと、やはり悩むのが「エクスターンシップ」をどうするのか。私の学校は2年か3年にとれるのであるが、どっちで取ろうか悩む人が多い。しかし、この感じだと2年で取るのは私(わたくし)的には難しい。

 そんな新年度の恒例行事もまた楽しということでじっくり考えようかと。ちなみに授業開始は来週だったりするが・・・。

2006年03月30日

もうすぐ2年次。そして、卒業後の話も・・・

春休みも残り少なくなって参りました。休み中はほとんど本業を書いてませんでしたが、そろそろ書こうかと。

昨日は新年度ガイダンスでした。学生証を更新し、新年度の予定、行事予定の説明やらをこなし、新しいコピーカードを受け取り。私の学校では1000度×2枚の計2000度分が毎年支給される。で、結果として前年度分の1500度と合わせ、3500度になる。こんなに使い切ることがあるのかなあ。まあ、心おきなくコピーしまくりできて、よいが。

そして、年に一度の大移動。自習室の席替えという一大イベントをこなすことに。
私の学校では部屋は変わらないものの、今の部屋には新年度の既修者コース生が入ることとなり、やむを得ず、席替えとなる。しかし、このせいで今の部屋、4席しか空席が無くなる。狭苦しくなってしまうなあ・・・。

で、抽選で席決定かと思ったら、今回はなんと、
「事務の方で決めました。」
と・・・。

院生軽く唖然exclamation&question。パソコンで乱数を打ち込み、決定したものだと言うことだが、不満はないが、何か、拍子抜けしたような感じが・・・。
結果、すぐキャレル越しの席なのでまあ、移動は楽でした。教科書、レジュメファイル、文房具、パソコンと量有るなあと思いつつ、段ボール詰めして30分位ですべて移転が完了しました。

さて、今年、法科大学院第1期の卒業生が出て、卒業後の支援制度についての説明もあった。卒業してしまうともう自習室も使えなくなるものだが今後の処遇が気になっていたところ、面白い制度が出来たという。
「特別研究生」という感じのシステムで年額がいくらかかかるものの自習スペースやデータベース、図書館が使え、時間が空いている限りは先生などへの質問も出来るというものという。また、その自習スペースも今回のこの制度の開始で場所を確保したという。都心に校舎のある私の学校では校舎の拡張や他へのスペースの確保が難しいため、このスペース確保のために、校内から道路わたって向かいのビルに2フロアほど借りてここを特別研究生用自習室とするそうだ。

卒業後も勉強環境を整えるという恵まれた良い制度(多分)だが、これも試験をやるうちにどんどん特別研究生が増えて、累積しそう・・・。いやいや、卒業生が受かって人数が減り、適正な人数に維持されるというはずである。でもまあ、とりあえずは今、2年次の授業を頑張ることが最優先でしょう。

2006年02月17日

裁判員 島耕作

<島耕作>裁判員制度PR役で最高裁が連続広告(毎日新聞より)

 最高裁が裁判員制度のPRのため、島耕作を起用した。
 連載している「モーニング」(講談社)に裁判員制度の広告として、島耕作が社長から、裁判員制度の社内制度の整備を命じられるというもの。3週にわたって過去のシーンを再利用して宣伝するものだそうだ。

 世論調査で「なりたくない」という人が7割。で、特にサラリーマン中心に仕事を休みにくいのでなりたくない、という人が多いだけに最適な配役なのでしょう。

 私自身は以前、裁判員制度には反対でした。まず、我々一般人に公正な判断が出来るかどうかという点。(一般に分かり易いので刑事訴訟を例にして)マスコミなどの影響を受け、それこそ情に流されることや、コントロールを受け、実際は罪もない人を有罪にしてしまったりしたら・・・。また、膨大な証拠資料、供述を一般人に分かり易く、誤解のないように説明するのか・・・。と、素人考えでは有ったが反対でした。

 現在は、訴訟進行のスピード化や模擬裁判などで裁判員制度にむけて訴訟のやり方の研究も行われているようですし、制度には賛成として、もう制度として実現するのであれば参加しやすい体制作りを社会で進めることが肝要ではないかと思う。だからこそ、企業に体制作りと意識改革をして欲しいというわけで島耕作に登場願ったということでしょうし

 そして、自分が法曹になる頃には裁判員制度は始まる予定だろうから、我々は法律用語の羅列で済ませず、如何に裁判員に分かり易く証拠や焦点を説明する技術を備えないとならないのだなとつくづく感じるのである。

 しかし、島耕作効果でどれほど裁判員制度のイメージが変わるのでしょう。変わることを期待しておきましょう。


↑「島耕作でまとめてみました

2006年02月09日

ipod六法ですか

 あね3さんの『Oh!姐御』より。ipod六法なるものがあるらしい。(→作者のホームページはこちら。)

 ipodのメモ機能を使い、一般の(書籍とか電子辞書版の)六法のように章、節、款、条文とを表示させるものであるそうだ。
 普段、六法は学校の研究室に置いてあるが、確かに、家で勉強するために六法を持ち運ぶのは重いし、電子辞書版はそれなりにお金がかかる。やむを得ず、昨年のを使うとしても今、改正が激しいだけに微妙なところ。それだけに、結構重宝しそうです。例えば、家ばかりでなく、電車の中で基本書等を読む上で、ipodから条文が引けるとより一層理解を助けてくれますし。
 しかし、ipodに六法を入れてしまうというのは良いアイデアですね。発想力があるなあ。

 ここまで、薦めていますが(褒めたところで別に私には何もありません。念のため。)私、ipodとか、mp3プレーヤーの類まだ、持ってないんですよね・・・もうやだ〜(悲しい顔)これを機に買おうかな。でも、今月出費が多いんだよね・・・ふらふら


ipodで検索してみました。
なお、ipod六法が使えるのはメモ機能が利用できる第3世代以降のipod, ipod mini, ipod nano,ipod photoです。

2006年02月01日

テスト終了〜!

 テストが無事(?)に終わりましたendわーい(嬉しい顔)。いやはや、期間中の1週間が長いこと、長いこと・・・。

 こういうこともあって1週間ほどブログ更新も控えていました(というか、控えざるを得なかったか・・・)。まあ、元々週1回から2回気が向いたら更新という程度なのでそんなに問題はなかったかも知れませんが。

 でも、この間に書きたいこともいくらかありましたね。「ホリエモン逮捕」とか。テスト勉強中に偶然このニュースを聞き、急いで号外を取りに行ったりして。

 まあ、これ以前の日にちで更新されているものが今後あるかも知れませんが、まあ、そういう事情と言うことで。まだ、学校によってはこれからと言うところもあるようですが、これからの方は頑張ってください。終わるまでは大変ですが。

 しかし、もう1年生も終わりendですな。春には3期未修の1年生と自分らと並ぶ3期既修の2年生が入るんだなあ。実際に入ってくるまで実感はあまり無いですが。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。